尻から子猫を出しました
物騒なタイトルにしてごめんなさい。
正確には、体の中から子猫サイズのうんPが出てきた話です。
※大変汚い話です。
お食事前・中・後の方はご注意ください
※衛生上の問題から、この記事ではうんPのことを「子猫」と表記します
前触れ~すべての敗因はここに
元々便秘気質だった私。
中学1年生のころ、便秘すぎて腹痛が止まらず、トイレでうなりながら保健の先生に排便を応援してもらったことはいまだに忘れられません。
そんな体質のためか、なるべく葉物やヨーグルトを摂るようにしていました。
しかしここ2週間納期が近く、作り置きのご飯は食べていたものの、サラダまでは作っていなかったこと、
花粉症も治ってきたのでヨーグルトを食べないでいたこと…
そう、すべて偶然だったのですが、敗因は私の生活にあったのです。
更に前夜、食べるよりゲームをしたくて、ご飯を抜いていたことも敗因になるなんて、当時の私は思ってもみませんでした。
突然の腹痛と鳥肌
いつもと変わらず出勤し、カタカタキーボードを打ってると…
ズキン!とおなかの中から針を刺すような、突然の腹痛が私を襲いました。
会社のトイレでは恥ずかしくてうんPができないため、いつもは徒歩3分のお店のおトイレを借りていたのですが、
お外のトイレに行くにしても休憩時間まではあと20分…。
…
……
我慢しよか!
というわけで、しばらく我慢して仕事をしていたのですが、ズキンズキンと痛みの波は徐々に短くなり、両腕には鳥肌が立つ始末。
「これは、土砂崩れがおきるかもしれない…」
そう確信した私は、同僚に「鳥肌が止まらないので産卵してきます」と告げ、トイレを借りに足早にお店へと向かったのでした…。
※衛生上の問題から、オブラートに包んだ表現でお届けしています
歩けないレベルの痺れの波
ガチャ!と会社を飛び出し駐車場を抜けたころ、さきほどのズキズキした腹痛の波が、こんどは腰と腹部のしびれに代わって襲ってきます。
歩けねぇ…!
思わず立ちすくみお腹をかかえると、痺れの波はスゥーッと引いていきました。
「今や!」
足早にお店へ向かうも、30秒歩けばまた痺れの波が襲ってきます。
「トイレを前にして、ダムが決壊してしまうのか…?」
しかし、そんなことは私のプライドが許しません。
そのとき、なぜか10年前大ハマリしたゲームの名言が頭に響きました。
前原圭一「オレは諦めない…。まだ間に合うんだ!惨劇は回避できるんだ!運命は抗える!そして掴めるんだ…その先の、未来ってやつを!」
竜騎士07の後押しもあってか?、何度も痛みと痺れに立ち止まりながらも、私はトイレへとたどり着いたのでした。
でない、子猫
やっとの思いでトイレの鍵を閉め、救いの便座に座り込む…と…
出ない
子猫が出ません。
ヨーグルトやサラダを欠かさず食べていたころは、便座に座るだけでスルンとバナナを産卵できていたのですが…。
手すりに縋って必死にいきむも、全く子猫が体からでてきません。
私「ヨイヨイ、子猫ちゃん、出ておいで~」
猫「・・・・・・・・・・・・・・・」
私「フッ…フッ…子猫ちゃん…子猫ちゃん…」
猫「・・・・・・・・・・・・・・・」
私「・・・・・・・・・・・・・・・」
猫「・・・・・・・・・・・・・・・」
その間もお尻はギシギシと軋み、脂汗がダラダラと流れます。
原因1:そういえば土曜日からトイレにこもっていなかった
まず、なかなか子猫ちゃんが出てこなかった理由として、そういえば「土曜から産卵していなかった」というものがあります。
※衛生上の問題から、オブラートに包んだ表現で略
子猫ちゃんが私のお腹の中でゴロゴロと成長を続けた結果、私のお腹にいたものは子猫の皮をかぶったセルリアンだったのです。
人生で一番、肛門をいじめた日になったと後から痛感しました…。
原因2:昨日の昼から何も食べていないのでお腹に力が入らない
子猫ちゃんがお腹から出られなかった理由として、「前日の昼ご飯からご飯を食べていなかったので、お腹に力が入らない」というものがありました。
例えば、空腹の状態で咳をすると、お腹へモロダメージが入るんですよね…
それと同じ感じで、ご飯を食べていなかったためか、いきんでもお腹に力が入りきりません。
また、いきみながら感じたのは猛烈なのどの渇き。
その時体に水分が足りていなかったのも、何かしら関係しているのではないか?と今になって思います。
猛烈なお尻の痛み、お腹の痛み、腰のしびれ、のどの渇き、力が入らない体、止まらない鳥肌と脂汗…。
本当の地獄はここにありました。
そして…
トイレにたどりついて約30分。
どれだけ頑張っても一向に手ごたえがないお便Pに、もう諦めかけたころ。
私のお尻が確かにこう言いました。
「最後にもう一回…チャンスをくれませんか?」
…!
……!
………!!!
これでだめだったらもう、マジで救急車を呼ぼう。
そう決意して、なけなしの力を振り絞って私はいきみました。
頑張れ…
頑張れ…
まだまだ…
ひっひっ ふーーーーー
ひっひっ ふーーーーー………
ん?
んん…!?
!
あ…
う、う…
産まれたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かな感触をお尻で感じた瞬間、全身の力が抜けて背もたれに体重を預けました。
足はがくがくと震え、汗は止まらず、気づけば肩で息をしていました…。
お疲れ…自分…お疲れ…
息を整えてお尻の痛みが引くのを待ちながら、ふと便器を見るとそこにあったのは…
角川ス〇ーカー文庫より少し大きいサイズの子猫ちゃんでした。
いや、よく私のお尻これを通したな!?
子猫を見た瞬間、先ほどの痛みと脂汗、そして子猫がなかなか出てこなかった理由がわかりました。
今回の敗因まとめ
今回の敗因は、
- ヨーグルトや野菜を食べるのを怠った
- こまめにご飯を食べなかったので力が入らなかった
- 水分をしっかりとっておかなかった
- 冷静になれば気づけた便Pのサインに気が付けなかった
以上4点に尽きます。
また、今回知った新たな「学び」は下記の3点です
- 便Pはため込みすぎると腹痛ではなく「痺れ」になる
- 人はいきみすぎると吐き気と眩暈がする
- 人の肛門には子猫大のブツを通す伸縮性がいついている
以上、私の人生で死にかけたランキングTOP3に急上昇した怖い話です。
今日は確実にお尻の処女を失いました。
もう同人誌を描く際、なんでもかんでも尻の穴に突っ込むのはやめます。
そして、しばらくはボーイズラブの受けにやさしくしようと思います。
みなさんも食生活には、十分気を付けてくださいね。
終
制作・著作
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ⓃⒽⓀ
オマケ
いつもトイレをお借りした後購入しているものです(マナーとして…)
今日はいつもより特別な味がした気がします。
おわり